小売業からの転職事情は?難しい3つの理由とおすすめの職種4つを紹介!

小売業は労働環境に不満を抱く人も多く離職率も高い職種です。

今回は、小売業からの転職事情に迫り転職が難しい理由と、小売業から転職するのにおすすめの職種を紹介します。

小売業から転職を考える人がいるが現実は厳しい

小売業は、サービス業ですので土日祝日も出勤することが多く連休も取りづらいため、家族・友人との時間を充実させるのが難しい、長時間立ちっぱなしで体力がいるので将来が不安、などの理由から転職を考えている人は多いようです。

しかし、小売業から異業種への転職は現実には厳しいと言われています。

そこで今回は、小売業の転職事情や小売業から異業種への転職は厳しいと言われる理由を詳しく解説します。

また、小売業から転職する際におすすめの職種なども紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

小売業からの転職事情

小売業は労働環境や待遇の悪さから、退職を考えている人も少なくありません。

しかし、小売業から転職は難しいと断念する人もいるようです。

その理由は一体何なのでしょうか?ここでは小売業からの転職事情を詳しく解説していきます。

  • 1.小売業から他の職種への転職は難易度が高い
  • 2.若い年齢で転職する方が有利である

1.小売業から他の職種への転職は難易度が高い

小売業から異業種への転職は、難易度が高いと言われています。

その理由に小売業での経験やスキル・資格は、他の業種では活かしづらいことがあるようです。

資格では、スーパーマーケット検定や販売士がありますが、これらは小売業特有の資格ですので異業種で活かすのは難しいでしょう。

また、小売業で培った経験・スキルも異業種では役立つ物が少なく、経験・スキルを武器に転職活動が行えないため苦労する人が多く居ます。

小売業から他の職種・業種へ転職するのは厳しい現実があることを頭の隅に入れて置きましょう。

2.若い年齢で転職する方が有利である

小売業から異業種へ転職を考えているなら若い方が有利でしょう。

転職市場では、若い人材の需要が高く年齢が上がる程求人数は減って行くため、求人の選択肢の幅も狭まり転職が難しくなります。

小売業としての経験を積んでから転職をしようと考えている人も多いですが、企業側は経験が無くても若い人材を採用する傾向にあります。

これは若い人材の方が、仕事の覚えも早く職場環境にも馴染みやすいなどの理由があるからです。

小売業から異業種への転職を考えているなら、年齢が若いうちに決断するようにしましょう。

小売業からの転職が難しい3つの理由

小売業からの転職が難しい3つの理由を紹介します。

転職を考えている方は、難しい理由を把握し転職をすべきか検討しましょう。

  • 理由1:小売業の資格やスキルが他職種に活かせないから
  • 理由2:小売業の経験は実績としてアピールしにくいから
  • 理由3:ビジネスマナーが身についていないと判断されるから

理由1:小売業の資格やスキルが他職種に活かせないから

「小売業から他の職種への転職は難易度が高い」でも少し触れましたが、小売業培った経験、スキル、資格は他職種で活かすのが難しいことが多いです。

小売業は、お客様に商品を売る接客スキルが必要になりますが、この接客スキルは消費者を相手にするお客(個人)との接客になります。

異業種では、個人では無く企業を「お客様」とする業種も多いため、企業間取引の経験が無い小売業は転職で不利になるでしょう。

理由2:小売業の経験は実績としてアピールしにくいから

面接では前職の経験や実績を聞かれることが多いですが、小売業は実績をアピールするのが難しい職種と言えます。

営業職などであれば月間売り上げ1位を獲得した、などアピールポイントがありますが小売業は、個人に明確な数字目標がありませんので実績のアピールがしにくいでしょう。

店長を経験しているなら店舗の売上実績をアピールできますが、店員のみの経験では「接客の対応が良いと言われた」「特設売り場を任され売り上げアップに貢献した」などの明確な数字を出さないアピールになります。

小売業に在任中の方は、数字をアピールできるように明確な目標を立てて仕事をするようにしましょう。

理由3:ビジネスマナーが身についていないと判断されるから

小売業は、お客様(個人)を相手に接客をする仕事です。

そのため、企業をお客様とし関わりを持つことは少なく、ビジネスマナーが身についていないのでは?と判断されてしまいます。

実際に小売業に従事していた人で、名刺交換をしたことが無い、オフィスで電話を取り次いだことが無い、という方は多く居ます。

小売業の全ての方がビジネスマナーが身についてないことはありませんが、ビジネスマナーにネガティブなイメージがあることは覚えておきましょう。

小売業からのおすすめの転職先4選

小売業から異業種へ転職を考えている方へおすすめの職種を紹介します。

  • 小売業からの転職先1:営業職
  • 小売業からの転職先2:接客業
  • 小売業からの転職先3:介護職
  • 小売業からの転職先4:メーカー/医薬品業界

小売業からの転職先1:営業職

小売業から異業種へ転職を考えている方は、営業職を検討してみてはいかがでしょうか。

営業職は未経験歓迎の求人も豊富で、小売業で培った接客スキルが活かせる職種です。

実際に小売業から営業職に転職している人は多く居ます。

小売業の「売る」スキルは、商品の提案力、流行を読むスキル、接客のコミュニケーションスキルが必要になりますが、これらは営業職へ転職する際に高い評価を得られやすいです。

小売業と同じ物を売る仕事ですが、明確な数字が表れやすいですのでモチベーションもアップし、成約による歩合給が発生する場合は給与も上がる可能性があります。

小売業からの転職先2:接客業

小売業から異業種へ転職する場合、接客業もおすすめです。

接客業はお客様の要望に応える顧客対応能力が必要になります。

小売業ではお客様の要望に応じて適切な販促をする必要があり、この顧客対応能力は接客業でも評価を得られやすいです。

また、様々なお客様に対応するコミュニケーション能力は、接客・サービス業に欠かすことができませんので、これまでの経験を活かせる職業と言えます。

小売業からの転職先3:介護職

人と接することが好きで小売業に従事していたという方は、介護職もおすすめです。

介護職はコミュニケーション能力が最も重要で、介護を受ける側はもちろんですが、その家族ともコミュニケーションを取って要介護者の状況などを伝えなければなりません。

小売業で培ったコミュニケーション能力を介護職でも活かすことができますので活躍が期待されるでしょう。

また、介護職は人手不足で未経験でも求人者を受け入れている所は多くあります。

介護資格が無くても介護補助・介護助手であれば職に就くことは可能で、介護補助・介護助手をしながら資格取得を目指す人も多く居ます。

介護職は今後も需要は増える職業と言われていますので、小売業の将来性に不安を感じているという人にはおすすめな職種と言えるでしょう。

小売業からの転職先4:メーカー/医薬品業界

小売業からメーカーや医薬品業界へ転職している人も多いです。

食品を扱う部署に勤務していた人が大手食品メーカーへ転職したり、セレクトショップに勤務していた人がアパレルメーカーに転職したという事例は多くあります。

また、ドラッグストアで勤務していた人が医薬品業界へ転職したというケースも多いようです。

今いる部署でメーカーとの繋がりがある場合は、メーカーへの転職も考えてみると良いでしょう。

小売業からの転職を成功させる4つのコツ

小売業からの転職を成功させる4つのコツを紹介します。

コツを掴んで転職を成功させましょう。

  • コツ1:現職の経験からアピールポイントを探す
  • コツ2:転職先で活かせる資格やスキルを習得する
  • コツ3:転職を決意したらできるだけ早く活動する
  • コツ4:求人の多い時期を狙って転職活動をする

コツ1:現職の経験からアピールポイントを探す

小売業から転職を成功させるためにも、現職の経験やスキルを整理しアピールポイント探しておきましょう。

これまでどのような経験をし、どういったスキルを身につけたのかを明確にしておくと、職務経歴書も記載しやすく面接時のアピールがスムーズに出来ます。

売り上げの目標達成など実績がある場合は、達成できた理由を分析して書きだしてみると良いでしょう。

また、売り上げ管理、商品発注管理、データ分析、従業員の管理などをしていた方は、これらもアピールポイントとなりますので経験の見直しをしておきましょう。

コツ2:転職先で活かせる資格やスキルを習得する

小売業以外の職を希望する場合、転職先で活かせる資格やスキルを習得しておくと転職が成功しやすいです。

特に人と接する仕事以外に転職をしたいと考えている方は、資格やスキルを身に付けてから転職活動を行うようにしましょう。

事務職の場合はWordやExcel、簿記などのスキル・資格があると有利です。

転職したい業界で活かせるスキル・資格は転職市場で市場価値を上げることに繋がります。

専門学校に通う、職業訓練校を利用するなどして、スキル・資格を身につけ転職活動を成功させましょう。

コツ3:転職を決意したらできるだけ早く活動する

小売業から異業種へ転職を考えている方は、転職を決意したらできるだけ早く転職活動を始めましょう。

転職市場では、年齢が上がるにつれて求められるスキルが高くなります。

小売業で年齢に応じたスキルが身につけられない、小売業以外へ転職したい、などと感じているならば年齢が若いうちに転職活動を始めた方が良いでしょう。

年齢が若くスキルが身に付いていなくても、企業側は求人者の将来性を考慮して採用する傾向にあります。

いつかは転職したい、小売業で不安を感じている、など転職意欲があるならば早めに転職活動を行いましょう。

コツ4:求人の多い時期を狙って転職活動をする

求人は業種・職種によって多い時期と少ない時期があります。

企業は、新年度を迎える4月に社内体制を整えますが、それに向けて2~3月に採用活動を活発化する傾向にあります。

また、8~9月も採用活動を活発化させますが、これは10月の上半期に向けて社内体制を整備するためです。

2~3月、8~9月の時期は求人数が増え、通常時には無いような求人が見つけられる可能性も高くなります。

これらの時期は、求人数が増えるため求人の選択肢も広がり転職活動も行いやすいでしょう。

しかし、自分が希望する業種・職種が必ずしもこの時期に求人を増やすとは限りません。

転職を志望している業種があるならば、その業種・職種の企業の動きや求人情報を常にチェックする必要があります。

仕事をしながら企業の動向や求人チェックが難しい場合は、転職エージェントを活用するのも良いでしょう。

小売業からの転職は厳しいがタイミングが良ければ成功しやすい

小売業からの転職は厳しいことが分かりましたが、年齢や転職活動を始める時期などのタイミングが良ければ成功しやすい業種でもあります。

実際に小売業から異業種へ転職を成功させた人も多く居ます。

小売業から転職を考えている方は、若い方が有利であること、求人が多い時期があること、を頭に入れて転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

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