旅行業界(会社・代理店)に未経験で転職を成功させる4つのコツ!

華やかなイメージがある旅行会社への転職を検討している人も多いでしょう。旅行会社の中途採用は経験者の募集が中心ですが、契約社員や派遣社員であれば未経験からでも挑戦できます。若い年代が有利なため、転職に成功したければ早めに動くことが大切です。

旅行業界/会社へ転職を希望する人も多い

旅行が趣味だったり旅のプランを立てるのが好きだったりして、旅行会社への転職を検討してる人もいるでしょう。

とはいえ、旅行会社がどのようなところなのかは、客として利用しているとあまりよくわかりません。

未経験からの転職が可能かどうか、旅行会社に向いているかどうかなどもよくわからないため、転職をためらっている人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では旅行業界への転職の実態や内定を獲得するコツ、適性のある人などについて紹介します。

旅行業界・旅行会社への転職の実態

旅行業界や旅行会社への転職を成功させるためには、まずどのようなところなのかを把握しておくことが大切です。

そこで、ここでは、以下の4つのポイントから旅行業界への転職の実態を解説します。

  • ①正社員への転職は経験者が優遇される
  • ②派遣や契約社員なら未経験者も転職しやすい
  • ③旅行業界では他業種の経験が役に立ちにくい
  • ④20代-30代の人は積極的に採用されやすい

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

①正社員への転職は経験者が優遇される

旅行会社の中途採用では、基本的に経験者のみ応募できる求人が多いです。

これは、ほとんどの旅行会社は人的リソースに限りがあり、まったくの未経験の社員に一から指導する余裕がないからです。

採用してすぐに働ける人材を求めているため旅行業界の経験者を採用しようという意向が強く、未経験者を正社員で採用するケースはあまりありません

②派遣や契約社員なら未経験者も転職しやすい

未経験でも歓迎とする正社員の求人はあまりありませんが、契約社員や派遣社員であれば見つかります。

将来的に正社員を希望するのであれば、「正社員登用あり」とする契約社員や「紹介予定派遣」の派遣社員になって働くのも1つの方法です。

なお、正社員登用ありとうたっている会社の契約社員になるときは、以下の2点に注意しましょう。

  • これまでに実際に正社員として登用された人がいるかどうか
  • 具体的な登用の条件

これは、なかには正社員登用制度そのものはあっても条件が厳しく、ほとんどだれも正社員として登用されたことがないケースもあるためです。

正社員になるためにはどのような条件をクリアする必要があるのか、契約前に十分に確認しましょう。

紹介予定派遣は派遣期間終了後に本人と旅行会社の希望が一致した場合に直接雇用される働き方です。

ただし、直接雇用とはいっても必ずしも正社員として採用されるとは限りません。

契約社員になるケースもあるため、正社員になりたくて紹介予定派遣になる場合は十分に注意しましょう。

③旅行業界では他業種の経験が役に立ちにくい

旅行業界の仕事は専門性が高く、他業種での経験を活かしにくい傾向があります。

また、旅行業界で働いて身につけたスキルは業界内でしか通用しないものが多いため、旅行会社から他業種への転職を目指しても難しいこともあります。

とはいえ、お客様と接したり人と交渉したりすることが多いため、接客業や営業などの経験があれば活かせるでしょう。

④20代-30代の人は積極的に採用されやすい

旅行会社の仕事は華やかなイメージがありますが、休日出勤や残業も多く激務です。

そのため、中途採用では若く体力がある20代から30代半ばあたりまでが採用されやすい傾向にあります。

面接では、体力に自信があることや、長く続けたいと考えていることをアピールすると良いでしょう。

未経験から旅行業界への転職を成功させる4つのコツ

経験者が優遇される旅行業界に未経験で転職したい場合、いくつかのコツを押さえて転職活動をすることが大切です。

ここでは、以下の4つのコツを詳しく紹介します。

  • コツ1:年齢に応じてキャリアプランを立てる
  • コツ2:コミュニケーションスキルや接客の経験を活かす
  • コツ3:口コミや体験談を探して企業研究をする
  • コツ4:異業種からの転職はエージェントを活用する

コツ1:年齢に応じてキャリアプランを立てる

旅行業界は仕事がハードな割に給与水準は高くないため、どちらかというと離職者が多めで、慢性的に人手不足の状態です。

そのため、面接では「採用してもすぐに辞めてしまわないか」「本気で働きたいと思っているか」を厳しくチェックされる傾向があります。

これは、旅行会社としてもすぐにも現場で働ける人がほしい状況で入ってすぐに辞められてしまうと非常に困るからです。

そこで、若い世代であれば将来どのようになりたいと考えて旅行業界を志望しているのかを具体的に話すと良いでしょう。

仕事に対する熱意や本気度が伝わり、「長く働き続けてくれそうだ」との印象を与えられます

40代以上であれば、マネジメント経験がある人も多いでしょう。

そこで、経験を活かし管理職ポジションで活躍したいと伝えるなど、年齢にふさわしいキャリアプランを立ててアピールすることが大切です。

コツ2:コミュニケーションスキルや接客の経験を活かす

旅行会社や旅行代理店の業務には、商品企画や販促、手配、カウンターでの対応や販売などさまざまな種類があります。

どの部署で働くとしても、交渉力や接客力、コミュニケーションスキルが必須です。

たとえば、カウンター業務であればお客様とじかに接し、ツアー商品を説明したり販売したりする必要があります。

手配業務であれば、航空会社や宿泊施設に連絡を取って交渉し、席を確保しなければなりません。

高いコミュニケーション能力がなければ、スムーズに業務を進めるのは難しいでしょう。

そこで、面接では、前職・現職でこれらの能力・スキルを培ってきた経験をアピールするのが有効です。

ただ「コミュニケーション能力に自信があります」というだけではなく、それを裏付けるエピソードも添えることで説得力が増します。

コツ3:口コミや体験談を探して企業研究をする

旅行会社や旅行代理店への転職に限らず、選考を勝ち抜くために大切なのは志望会社の企業研究をしっかりとすることです。

企業研究をすると、その会社ならではの特色や強みが見えてきます。

すると、「御社の○○という点に魅力を感じ、貢献したいと考え志望した」というように「同業他社ではなくこの会社を選んだ理由」が明確になり、志望動機に説得力を持たせることができます。

また、その企業がどのような人材を求めているかも読み取れるでしょう。

求める人材にマッチするように自己紹介や自己PRをすることで、内定を得る確率が高くなります。

コツ4:異業種からの転職はエージェントを活用する

ひとりで転職活動をしても得られる情報には限りがあり、どのように転職活動を進めれば良いかもわかりづらいものです。

特に、異業種からの転職では、自分のどのような点を強調してアピールすると響くかもわからず、非効率な転職活動をしてしまいがちです。

効率的に活動し早く内定を得たいのであれば、転職エージェントを活用すると良いでしょう。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーがついて希望条件や性格にあった求人の紹介をしてもらえるだけでなく、応募代行や面接の日程調整、条件交渉などまで任せることが可能です。

応募書類の添削や模擬面接といった転職支援も受けられます。

転職エージェントは企業から報酬を受け取るビジネスモデルのため、求職者側は無料での利用が可能です。

費用の心配もないため、まずは登録しキャリアカウンセリングを受けると良いでしょう。

旅行業界・旅行会社へ転職するのに向いている人

どのような仕事にも向き・不向きがあります。

興味はあっても向いていない仕事に就いてしまうと、働き始めてからうまく行かず辛くて仕方ないということにもなりかねません。

旅行業界への転職を検討しているなら、まずは自分の性格が業界に向いているかどうかを確かめましょう。

適性があるのは、以下のような人です。

  • ①人と関わる仕事が好きな人
  • ②計画を立てて実行するのが好きな人
  • ③知らない土地に行くのが好きな人

①人と関わる仕事が好きな人

旅行会社の業務は多岐に渡ります。

お客様と直接対応する仕事もあれば企業に営業で訪れる仕事もあり、ホテルや航空会社など多くの取引先とやりとりする仕事もあります。

どの業務を担当するにしても人と関わることは避けられません。

そのため、人と接することが好きな人に向いています

②計画を立てて実行するのが好きな人

いきあたりばったりに行動するのではなく、計画を立ててそのとおりに実行することを好む人も、旅行会社や旅行代理店の業務への適性があります

ツアーを作り商品として形にする商品企画の仕事はもちろん、お客様に商品を説明する販売業務、ホテル・航空会社を手配する業務なども、旅行のプランや計画通り遂行することに興味がない人であればやりづらいでしょう。

③知らない土地に行くのが好きな人

知らない土地に旅行をするのが好きというのも欠かせない資質です。

添乗員でなければ、旅行会社勤めであっても研修以外の業務で知らない土地に旅ができるわけではありません。

しかし、旅行が好きという気持ちが、忙しく大変なことも多い旅行会社の業務をこなす原動力となります。

旅行会社と旅行代理店はどう違うのか

旅行会社には大手から中小規模までさまざまな企業があり、さらには旅行代理店もあります。

旅行会社と旅行代理店は、似ているようで異なります。

そこで、両者はどのような点で違うのかを理解しておきましょう

  • 1.旅行会社はパッケージツアーの企画・販売ができる
  • 2.旅行代理店は契約した旅行会社のツアー販売のみができる

1.旅行会社はパッケージツアーの企画・販売ができる

旅行会社には、以下の区分が存在します

第1種:すべての旅行(国内海外のパッケージツアー・個人手配)の取り扱いが可能
第2種:海外のパッケージツアー以外取扱い可能
第3種:自社で国内海外のパッケージツアーを企画販売できない
一定の条件下であれば国内パッケージツアーの実施が可能
地域限定:自社でパッケージツアーを行えない
一定の条件下であれば地域の観光資源を基としたツアーや体験プログラムの取り扱いが可能

いずれの種別であっても、他社の企画したパッケージツアーであれば販売できます。

2.旅行代理店は契約した旅行会社のツアー販売のみができる

旅行代理店は、旅行会社1社と契約しそこの代理店としてその旅行会社が企画するツアーのみを販売することが可能な業者のことです。

複数の旅行会社と契約したり、自社でパッケージツアーを企画したりすることはできません。

旅行代理店は、仲介手数料のみが収入です。

未経験で旅行業界・旅行会社へ転職するなら若いうちに行動しよう

旅行会社の中途採用では、経験者を募集することが一般的です。

契約社員や派遣社員であれば未経験可能な求人もあります。

契約社員や派遣社員として働いて経験を積んでから正社員への転職を狙う、正社員登用制度のある契約社員や紹介予定派遣として働くなどの方法もあるでしょう。

仕事がハードなため、体力のある若い世代ほど採用されやすい傾向があります。

真剣に旅行業界への転職を目指しているなら、若いうちに行動しましょう。

おすすめの記事