1.技術職へ転職は35歳までが一般的

お客さまの資産を扱う重要な役割であり、大きなお金を動かすことも多い証券マン。

その責任の重大さから、高い報酬を得て働いている人がほとんどでしょう。

ただ、高い年収に反してストレスのたまりやすい仕事でもあります。そんな証券会社からの転職は、どのような傾向にあるのでしょうか。

おすすめの転職先も交えて紹介します。

労働環境が厳しく証券会社から転職を希望する人もいる

技術職の転職が難しい3つの理由

証券会社からの転職を考える理由は、人それぞれ異なります。

しかし、どの証券マンも多大なストレズを抱え、それぞれにシビアな問題に直面しているといえるでしょう。

大きなお金を動かす責任の重大さから心が病んでしまうことや、上司から詰められることで精神的にすり減ってしまうこともあります。

また、長時間労働や外回りでの営業が続き、体力の限界を感じる人もいるでしょう。

厳しい難関を潜り抜けて入社した証券会社でも、これらのような環境下では転職を考えてしまうのは当然です。

証券会社からの転職事情

証券会社からの転職では、これまでの経験が高く評価される傾向にあります。

厳しい環境を乗りこえてきた強さがあると評価されていますので、面接ではその部分を重点的にアピールするのが良いでしょう。

証券会社からの転職事情は次の通りです。

  • 1.証券会社の営業職は転職市場で高く評価される
  • 2.金融業界への転職ならスキルが活かせて有利である
  • 3.証券会社からの転職は異業種でも選択肢が広い

1.証券会社の営業職は転職市場で高く評価される

証券会社で営業職としての経験があると、精神的にも肉体的にも大変なプレッシャーを感じます。

そんなハードな環境下に耐えられるだけのタフな精神力と肉体力があるのが証券マンですので、転職市場では高く評価されているといえるでしょう。

証券会社からの転職者であれば自社でも活躍が期待できることから、引く手あまたの転職活動となる可能性も高いのです。

証券マンという肩書は極めて市場活が高いため、経験を活かした転職ができます。

2.金融業界への転職ならスキルが活かせて有利である

2.40代以降の転職なら外資系企業も対象になる

証券会社の営業職として3年程度の経験があれば、さまざまなスキルが身に付きます。

金融の専門知識もしっかり得られることから、金融業界を転職先として選ぶと、これまでのスキルを活かした転職が可能です。

証券会社からの転職先に金融システムベンダーや金融情報ベンダーなどを選択すると、専門知識を活かして働けるでしょう。

同じ金融業界は共通している部分も多いことから、証券会社からでも働きやすい環境で転職できます。

3.証券会社からの転職は異業種でも選択肢が広い

証券会社からの転職先には金融業界が多いでしょう。

しかし、ほかの業界を転職先として選んでも問題なく転職できます。

なぜなら、証券会社の営業スキルは高く評価されているからです。

証券会社の経験があれば、販売難易度の高い金融商品でも信頼によって販売できるスキルが身に付きます。

また、経営層へと営業ができる対人折衝能力も得られるでしょう。

また、証券会社で課せられる厳しいノルマを達成させられるだけの責任感や向上心も身に付きます。

これらのスキルはさまざまな業界の転職先で重宝されるでしょう。

証券会社からのおすすめの転職先4つ

証券会社からの転職では、厳しい営業で培ったスキルを活かした転職が可能です。

ここからは、証券会社からの転職でおすすめの転職先を紹介します。

  • 転職先1:同じ金融業界の他企業
  • 転職先2:コンサルティング業界
  • 転職先3:不動産業界
  • 転職先4:ファイナンシャルアドバイザーとして独立

・転職先1:同じ金融業界の他企業

証券会社と同じ金融業界の他企業を転職先に選ぶと、証券会社からでも転職しやすくなります。

これまでに培った金融のスキルが活かせますので、転職でも有利だといえるでしょう。

また、営業を経験していた人は高いプレゼンテーション能力が転職先でも活かせます。

営業力も十分に期待できるため、転職先企業が求める人材としての魅力を積極的にアピールしましょう。

金融業界であれば、給与の水準も同じというケースも多いため、年収を下げずに転職できるのも魅力です。

即戦力としても重宝されますので、職場での人間関係や働きにくさを感じて証券会社から転職する場合には、金融業界の他企業を転職先に選ぶ人が多いといえるでしょう。

転職先2:コンサルティング業界

証券会社からの転職先では、コンサルティング会社も人気です。

証券会社で法人を担当していた人や、M&Aなどの経験がある場合には、転職先でも高く評価されます。

また、コンサルティング会社も証券会社と同じようなハードな勤務形態となるため、証券会社でのハードワークの経験も活かせるのです。

コンサルティング会社であればそれほどの給与ダウンもないことから、安心して選べる転職先の1つといえます。

転職先3:不動産業界

金融商品を販売するという大きなお金を動かす証券マンは、大きな買い物をすすめる不動産業界を転職先に選ぶのも良いといえます。

不動産の購入は人生で最大の買い物といわれることがあるように、買い手側は非常に重大な決断に迫られます。

そんなときでも、証券会社の営業を経験していることで顧客の信頼を獲得しやすく、購入の後押しができるようになるでしょう。

また、転職先に不動産業界を選ぶと、給与水準を大きく下げない転職ができるのも魅力です。

転職先4:ファイナンシャルアドバイザーとして独立

証券会社からの転職先として、独立を考える人も少なくありません。

証券会社での経験を活かし、独立系ファイナンシャルアドバイザーになるのも1つの方法でしょう。

ファイナンシャルアドバイザーとして独立すると、ノルマの多い証券会社では難しかったお客さまのニーズに合った商品の販売が可能になります。

お客さまの気持ちを大切にした仕事がしたいと考える人にはぴったりの転職先であり、これまでのキャリアも十分に活かせるでしょう。

証券会社から転職する3つのコツ

証券会社から転職する際には、転職先の企業にどのように貢献できるかをしっかりとアピールする必要があります。

転職先企業も自社にとってメリットのある人材を求めていますので、次のポイントに気を付けて転職活動を行うことが大切です。

  • コツ1:顧客との交渉力をアピールする
  • コツ2:営業成績を実績として示す
  • コツ3:将来のキャリアを明確にして企業を選ぶ

コツ1:顧客との交渉力をアピールする

証券会社の営業職というのは、お客さまとの信頼関係が求められる仕事です。

高額な金融商品をすすめることも多いため、お客さまとの信頼関係が作れないことには交渉のテーブルにもつけません。

したがって、証券会社の営業職は高いコミュニケーションと交渉力を持ち合わせているといえるのです。

また、お金の話にも慣れているため、重要な商談でも高い能力が発揮できるでしょう。

この交渉力を転職先企業にしっかりとアピールすると、ライバルに差を付けることが可能です。

証券会社からの応募者は面接でも一目置かれる存在となりやすく、転職では有利に働きます。

コツ2:営業成績を実績として示す

証券マン時代の営業成績は、転職先にしっかりと数字でアピールすることも重要です。

どのくらいの売上をあげたのか、どのくらいの成績であったのかといった点を具体的な数字を挙げて伝えましょう。

ビジネスにおいて数字は非常に大切な役割を果たします。

数字を挙げた説明ができると、金額の規模や売上高に意識を置いて働けるビジネスマンであることも転職先にアピールできるでしょう。

したがって、成果は明確な数字で伝えるように心がけるのがおすすめです。

コツ3:将来のキャリアを明確にして企業を選ぶ

証券会社からの転職では、やみくもに転職先の企業選びをしてもうまくはいきません。

転職をしてどのような働き方をしたいのか、どのようなキャリアを築きたいのかをしっかりと考え、転職先の企業選びを行いましょう。

キャリアプランが明確になると、転職先も絞り込みやすくなります。

このとき、将来的な目標もしっかりと考えて転職先を探すことが大切です。

転職先企業を選ぶ際には、実際にその企業で働く人や、すでに退職をした人の口コミを確認しておくのも1つの方法だといえます。

現場の声に耳を傾けると、そのような企業であるかが分かりやすくなり、企業選びもしやすくなるでしょう。

証券会社から転職に成功した転職体験談3例

証券会社からの転職では、どのような転職活動を行えば良いのでしょうか。

そこで、実際に証券会社から転職をした人の体験談を紹介しましょう。

  • 転職体験談1:証券会社営業職→ネット企業法人営業職
  • 転職体験談2:証券会社営業職→IT企業ソフトウェアサポート
  • 転職体験談3:証券会社営業職→投資運用会社ファンドマネージャー

転職体験談1:証券会社営業職→ネット企業法人営業職

私の転職活動は、一旦証券会社を退職してから行いました。

複数の転職エージェントに登録をして転職活動を始めましたが、転職先の業界がはっきりしていなかったことから、転職活動は難航しました。

転職活動があまりにも難しいと感じた私は、これまでとは別の転職エージェントに登録し、面談をうけたのです。

このとき、私の得意分野を掘り下げてもらうことができました。

その後、しっかりと自己分析を行い、自分が転職先として求める業界や仕事内容、企業の規模や将来性などについてしっかりと考えるようになりました。

その結果、ネット企業法人の営業職というこれまでとは異なる業界を転職先に選ぶことができたのです。

自分の理想にマッチした転職先企業と出会えたことで、楽しく仕事ができる毎日を送っています。

20代・男性

転職体験談2:証券会社営業職→IT企業ソフトウェアサポート

エンジニア

私は証券会社に3年間勤務し、ノルマに追われる毎日からの解放を求めて転職を決意しました。

数字ばかりを追いかけ、お客さまが本当に求める商品すら提案できない毎日だったのです。

仕事をしながらの転職活動であったため、転職エージェントのサポートは非常に心強かったと感じています。

転職先にはこれまでとは異なるベンチャー系を希望しており、1人では分からないことばかりでした。

しかし、応募書類の添削や面接対策までサポートしてもらえ、スムーズな転職が可能だったのです。

不安が大きい転職活動でも、転職エージェントのサポートがあれば成功しやすいといえます。

証券会社からの転職先に異業種を希望する場合には、転職エージェントの利用がおすすめです。

20代・女性

転職体験談3:証券会社営業職→投資運用会社ファンドマネージャー

大学生のころから憧れ続けた証券マンとして12年間働きましたが、時代の流れとともに証券マンとしての可能性に限界を感じ転職を決意しました。

証券アナリストまたはファンドマネージャーとしての仕事に就きたいと考えたものの、40代の転職は厳しいとも感じていたため、転職エージェントに相談したのです。

証券会社時代からの実績を細かくメモをした書類を転職エージェントに提出すると、「この実績であればどこでも転職が可能」といわれ、転職先として3社の投資会社を紹介してもらえました。

証券会社から投資運用会社のファンドマネージャーへと転職ができ、非常に感謝しています。

40代・男性

証券会社からの転職は売り手市場 転職先をよく考えて選ぼう

証券会社からの転職は、営業力や交渉力の高さから非常に有利です。

また、ハードワークにも耐えられる強い精神面なども評価されるでしょう。

転職先企業から求められる人材ですので、売り手市場だといえます。

ただし、企業選びも重要であるため、しっかりと自己分析を行い、自分にぴったりの転職先をみつけてください。

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