銀行員からの転職先のおすすめ4つ!メリット・デメリットと転職のコツも紹介!

厳しい競争を勝ち抜き銀行に就職したものの、社風になじめなかったり激務に疲れたりして転職を考えている人も多いでしょう。そこで、銀行からの転職でおすすめの業界や、転職に成功するために押さえておきたいコツについて紹介します。

銀行員からの転職について知りたい!


銀行は安定したイメージが強く、新卒の就職先として高い人気を誇ります。

とはいえ、実際に入ってみると体育会的な気質も強く、想像とは違ったという人もいるでしょう。

ハードな業務や人間関係のこじれ、過酷な出世競争などに疲れ、転職を検討している人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、銀行員から転職するのにおすすめの業界や転職するメリット・デメリット、内定を獲得するために押さえておきたいコツなどについて解説します。

銀行員からの4つのおすすめ転職先

銀行員は「選考試験の高い倍率を勝ち抜いて銀行に採用された優れた人材」というイメージが強く、転職活動でも比較的有利に立つことが多いです。

ここでは、特に元銀行員のポテンシャルが活かせるおすすめの転職先を4つ紹介します。

  • 銀行・金融機関
  • 不動産業
  • コンサルティング業
  • ベンチャー企業

銀行・金融機関

身につけたスキルや知識がそのまま活かせる銀行や信用金庫、証券会社、クレジットカード会社などの金融機関はやはりおすすめです。

銀行員としての仕事そのものには魅力を感じているものの、現在の職場に対して不満があって転職したいのであれば、他の金融機関を転職先として選ぶと良いでしょう。

不動産業

銀行員は社会的なイメージが良く、きちんと仕事をする人、エリートといった印象をもたれやすいです。

不動産業界は扱う商品の金額が高く、顧客から信頼を得ることが特に大事であり、この点で「元銀行員」の肩書は有効に働きます。

銀行での業務を通して得た財務知識も活かせるため、一般に不動産会社からの評価も高く、銀行員の転職先としておすすめです。

コンサルティング業

コンサルティング業とは企業から依頼を受けて経営に関するさまざまな課題を見つけ、助言し解決を図る仕事で、銀行員の能力が発揮できるおすすめの転職先です。

銀行の業務にもコンサルティングと共通する点があるため、選考でも有利になる傾向にあります。

若くても力があれば幅広い仕事が担当でき、広い裁量権も与えられるため、やりがいが感じられるでしょう。

ベンチャー企業

法的な定義はありませんが、ベンチャー企業とは革新的な技術や斬新なアイデアをもとにビジネスを展開する企業を指します。

ベンチャー企業の多くが中小規模で、当たれば大きい一方外れるリスクも高く、銀行と比べると将来性という点では心もとないのが実情です。

とはいえ、社員一人一人に与えられた裁量権は広く、幅広い業務を経験でき、ビジネスを動かしている実感が得られます

その点に魅力ややりがいを感じる人も多く、銀行からの転職におすすめの業界です。

銀行員の転職先の部署や職種は?

銀行員としてある程度働いてから転職した場合、経理や財務などの部門に就くことが多いです。

これまでのキャリアによってはベンチャー企業でCFO(最高財務責任者)のポジションに就くこともあるでしょう。

不動産会社で営業を務めたり、コンサルティング会社でコンサルタントとして活躍したりするケースも見られます。

銀行員はビジネスマナーやビジネススキルがしっかり身についており、顧客からの信頼も得やすい傾向があり、数字に強く財務や会計に関する知識もあります。

そのため、転職時の年齢にもよりますが、比較的さまざまな業種・部署で通用しやすいです。

銀行から転職する2つのメリット


銀行から他業種への転職にはさまざまなメリットがあります。

ここでは、特に大きなメリットを2つ紹介します。

  • 自由な仕事環境が得られる
  • 経験や資格を活用できる

それぞれ、見ていきましょう。

自由な仕事環境が得られる

銀行員は業務上多くの金融関連の資格を取得する必要があり、勉強に追われがちです。

厳しいノルマが課されて、日々プレッシャーを感じている人も多いでしょう。

平日は長時間勤務し、休日も資格の勉強で忙しく、自由な時間がほとんど持てないというケースは珍しくありません。

勤務先をよく吟味して転職すれば、プライベートな時間を楽しめる余裕がある生活を送れるようになるでしょう。

経験や資格を活用できる

外資系金融機関や保険会社、証券会社など金融業界に転職すれば、銀行員としての経験や培ってきた能力、資格を活かして働けます

金融業界なら、たとえばファナンシャルプランナー技能士や証券アナリストが役立つでしょう。

また、コンサルティング業界も財務コンサルティングの経験や知識を活かして活躍できます。

このほか、金融業界ではなくても企業の経理・財務部門であれば金融知識を活かせます。

日商簿記1級や公認会計士などがあればおすすめです。

宅地建物取引士を取得しているのであれば、不動産業界への転職で役立ちます。

銀行から転職する3つのデメリット

ここでは、銀行員から他業種に転職する場合のデメリットを3つ紹介します。

銀行を辞めたいと思っている人は、どのようなデメリットがあるかを把握したうえで転職するかどうかを慎重に検討することが大切です。

  • 報酬が下がる可能性
  • 福利厚生の質が悪くなる可能性
  • 社会的認知度が低くなる可能性

報酬が下がる可能性

DIAMOND onlineが発表した「40歳年収」が高い企業ランキング 銀行業界編によると、1~3位の銀行はすべて40歳時点での年収が1000万円を超えています。

もちろん20代や30代ではここまで高年収でもなく、地方銀行になるとずっと下がることも確かです。

それでも、一般的に銀行員は高収入の仕事といえます。

転職先の企業やポジションにもよりますが、現在勤めている銀行で得ている年収以上の収入を得られるとは限らず、下がってしまう可能性が高いでしょう。

福利厚生の質が悪くなる可能性

銀行は手厚い福利厚生を用意しているところも多いです。

たとえば、行員の家族の誕生日に特別休暇を支給する、シエスタ制度を導入し勤務日の午後2時間程度を自由時間として使えるようにするなどのユニークな取り組みをしているところもあります。

このような法定外福利厚生は、会社が独自に設定できるものです。

そのため、転職先の企業ではほとんど制度が整っていないこともありえます

特に、ベンチャー企業などは福利厚生の整備まで手が回っていないことも多いでしょう。

研修制度も銀行ほどきちんとしていない企業も多いです。

社会的認知度が低くなる可能性

「銀行に勤めている」というと、周囲の人間からは「仕事のできる人」「きちんとして信頼できそう」といったイメージをもたれやすいです。

これはメガバンクにかぎらず、地方銀行などであっても同じでしょう。

それだけ、世間一般では銀行員という仕事に対して良いイメージがあります。

しかし、大手企業や有名企業以外に転職してしまうとこうはなりません。

その業界内では有名であっても世間一般には知られていない会社というものも多いです。

社会的な認知度は下がってしまうため、周りからの評価が気になる人は注意しましょう。

銀行員からの転職を成功させる4のコツ

銀行員が転職をスムーズに成功させるためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。

ここでは、以下の4つのポイントについて解説します。

  • 転職理由・キャリアプランを明確にする
  • 転職先に求める就労条件を決める
  • 家族・パートナーからの理解を得る
  • 転職エージェントを活用する

転職理由・キャリアプランを明確にする

銀行は世間からは良い就職先と考えられています。

転職活動の選考では「銀行を辞めてまで転職したいのはどうしてなのか?」という点について厳しく問われるでしょう。

これに対し、たとえ真実であっても「銀行業務に疲れたので」「人間関係に嫌気がさしたため」などと答えてはいけません。

なぜなら、後ろ向きな人間という印象を与えてしまい、良い評価につながらないからです。

まずは、「自分は将来的にどのようになりたいのか」「どう働きたいのか」を考え、キャリアプランを明確にしましょう。

「銀行ではなく御社でなら望むキャリアプランがかなえられるため」といった前向きな転職理由を述べられれば、内定獲得が近づきます。

転職先に求める就労条件を決める

転職活動をするにあたっては、「年収○○円以上」「年間休日○日以上」「通勤が1時間以内」など、希望する条件がそれぞれあるでしょう。

しかし、すべての希望条件が実現する職場というのはなかなかありません。

そこで、いったん希望条件をすべて紙に書きだし、「絶対譲れないもの」と「妥協できるもの」とに明確に分けましょう。

「譲れない条件」を明確にしておけば、ぶれずに転職活動が行えます

家族・パートナーからの理解を得る

結婚している人や20代の若い人などは、配偶者や家族に事前に話して了承を得ておくことが大切です。

銀行は収入や待遇が良く、世間的な聞こえも良い仕事なだけに、相談なしに辞めるともめることがあるからです。

特に結婚して子どももいる場合、養育にもかかわってくることですので、配偶者にはきちんと話しておきましょう。

面接でも「今回の転職はご家族も了承済みですか」と問われることがあります。

これは、内定を出したあとで家族から強固に反対された転職希望者が辞退するケースが実際にあるからです。

これに「家族は関係ないので話していません」などと答えてしまうと、重大なことを大切な人に相談もなく決めてしまう人などと評価されかねないため、注意しましょう。

転職エージェントを活用する

転職活動を行うなら、転職エージェントを利用するのが賢明です。

ひとりで転職活動をするとなると、求人情報の収集、志望企業の研究、応募書類の作成、求人への応募、面接日程の調整といったさまざまなステップをこなさなければなりません。

多忙な銀行員が在職中にこういった活動を行うのは正直かなり難しいでしょう。

いったん退職してから転職活動を行うにしても、どのように進めるべきかわからず効率よく行えない可能性が高いです。

転職エージェントは、求職者側は無料で利用でき、登録するとキャリアアドバイザーが担当についてさまざまな転職支援を受けられます

最初に行うのはキャリアカウンセリングです。

スキルや経験を棚卸し、自分では気づかなかった強みを引き出してもらえ、プロの目線で客観的なアドバイスが受けられるため、受ける価値があります。

カウンセリングでヒアリングした希望条件を元に、ぴったりの求人を紹介してもらえるため、自分で探す必要もありません。

転職エージェントは好条件の非公開求人も数多くもっているため、ひとりで活動していては出会えなかった質の良い案件の紹介を受けることも可能です。

また、求人への応募や面接日程の調整なども代行してもらえます。

履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削や模擬面接、どの点をアピールすればよいかなどのアドバイスといったさまざまな転職支援も受けられるため、内定を得る可能性も高くなるでしょう。

さらに、企業に対してアドバイザーが条件面の交渉もしてくれるため、当初の条件よりも年収がアップしたり待遇が良くなったりするケースも多いです。

登録したからといって必ずしも紹介を受けた企業の面接を受ける必要はないため、まずは気軽に相談にいってみると良いでしょう。

銀行員からの転職を成功させるコツをうまく利用しよう

年齢にもよるものの、銀行員はポテンシャルが高い、ビジネスマナーやビジネススキルが身についている、金融系の知識が豊富など、総じて転職市場においては評価される傾向にあります。

とはいえ、転職する理由があやふやであったりうまく強みをアピールできなかったりすれば、受かる選考もうまく行かない可能性が高いです。

転職すると決めたら「銀行から出て何をしたいのか」「どのような働き方がしたいのか」をよく考えて明確にし、それが叶う職場を探しましょう

ひとりでの転職活動では限界があるため、転職エージェントを活用するのも良い方法です。

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