
グローバル化が進んできて外資系企業が増えてきた中、年収が高い外資系への転職を希望している人も増えてきていますが、中には失敗や後悔をしている人もいるようです。
この記事では、外資系への転職で多い8つの後悔や失敗、成功への対策を解説します。
目次
外資系に転職すると失敗・後悔が多い?
年々、海外に留学している人も増えてきており、英語力を活かして外資系の企業に転職したいと考える人も多いようです。
しかし、事前にリサーチを怠ってしまうと外資系への転職を失敗してしまうこともあります。
これから、外資系への転職を成功させるために、失敗談やコツなどを解説していきます。
外資系への転職で多い8つの失敗・後悔とは?
これから、外資系への転職で多い失敗・後悔を8つ紹介していきますので、外資系への転職を考えている人は是非、参考にしてください。
- 完全成果/実力主義が辛い
- 仕事とプライベートの区別が明確
- 公用語が英語
- インセンティブの割合が高く収入が不安定
- 業務内容が明確
- 本国の方針が絶対で影響が大きい
- 組織変更・人事異動が突然で頻繁
- 本国のタイムスケジュールに振り回される
完全成果/実力主義が辛い
仕事ができないと厳しい・・・
グローバル社会になってきた現在、報酬も日系企業よりは高いことから外資系の企業に転職すしたいと考えている人も多いようです。
しかし、実際に外資系企業に入社したところ、完全成果や実力主義な働き方に疲れてしまって結果的には外資系企業を辞めてしまうという人もいます。
外資系企業における報酬の仕組みは、ベースと言われる年俸の12分の1が毎月支払われる他に、インセンティブやコミッションといった賞与が支払われることになっています。
ただ、全く成果が出せない場合はベースのみの支払いとなり、日系企業よりも給料が低くなるというケースもあります。
今までのスキルや英語力を活かして外資系企業で働きたいという人は、外資系が完全成果であることを十分に理解しておいてください。
仕事とプライベートの区別が明確
福利厚生なし
外資系企業においては仕事とプライベートは完全に切り離されているので、福利厚生や退職金制度が採用されていません。
日系企業と違って出産手当や住宅手当もなく、退職金も個々で貯金していく必要があります。
ただ、ワークライフバランスがしっかりしているので、子育てをしている女性にとっては外資系企業は働きやすい環境にあります。
福利厚生や退職金をあてにしていたという人にとっては、外資系企業に転職したことを失敗した後悔してしまったというケースがあるようです。
公用語が英語
英語ができないとキツイ
当然ですが、外資系企業は基本的に英語が公用語になります。
経理や事務職など英語を話す機会が頻繁にはないという部署もあれば、営業や開発などの海外のスタッフ達と常にコミュニケーションが必要になってくる部署もあります。
外資系企業に転職して後悔や失敗したと感じている人は、営業などのビジネスレベルの英語力を要する部署に配属されてしまったために失敗や後悔しているようです。
インセンティブの割合が高く収入が不安定
インセンティブの割合が高め
外資系企業に転職して失敗した後悔したと感じている理由は、外資系企業の場合はインセンティブの割合が高めで収入が不安定にあるということが挙げられます。
日系企業の場合は年収は定められており、さらに成果が出たかどかに関わらずボーナスをもらうことができます。
決められた日時に決められた仕事をしっかりとこなしていれば、問題なくお給料とボーナスがもらえるというのが日系企業の報酬スタイルですが、外資系はベース(年俸)の他にインセンティブやコミッションというものがあり、成果によって金額が変わってきます。
つまり、成果がなければインセンティブが支払われないということになるため、毎月のお給料が不安定で外資系へ転職して後悔した失敗したと悩んでいる人もいます。
業務内容が明確
同僚に仕事を頼めない
外資系への企業に転職して失敗した後悔したと感じる理由として、外資系の企業は業務内容が明確に分かれているため責任が重いということも挙げられます。
外資系企業では引き継ぎというのも基本的になく、入社したら自分で積極的に仕事を見つけて企業に貢献しなければいけません。
また、日系企業のように上司から新たな仕事を教えてもらうことがないので、新しい仕事を学びたいという人は外資系企業は向いていないでしょう。
これらの点が、外資系への転職に後悔した失敗したと感じている要因となっています。
本国の方針が絶対で影響が大きい
突然のリストラで頭が真っ白
外資系企業へ転職して後悔した失敗したと思っている理由としては、本国の方針に従う必要があるということです。
海外の場合は突然のリストラが多くあり3ヶ月前に前もって伝えて欲しいという要望は通用しないことが多々あります。
突然の出来事に対しても焦らずに臨機応変に対応できれば問題ありませんが、理解に時間がかかるという人は後悔している失敗したと感じているようです。
組織変更・人事異動が突然で頻繁
アットホームさはない
外資系への転職をして後悔した失敗したと感じる要因としては、外資系の企業は人事異動が頻繁に行われたり企業の都合で突然リストラされることもあります。
人事異動や組織変更が頻繁に行わられるので、社員同士の関係性が非常にドライな感じとなっています。
日系企業のように長年同じ社員と上司で和気藹々と仕事をするということはないので、ドライな雰囲気が苦手な人は外資系への転職に失敗や後悔をしているようです。
本国のタイムスケジュールに振り回される
早朝にSkype会議はキツイです
外資系への転職で失敗・後悔しない対策すべき5つの事
これから、外資系への転職に失敗した後悔したという結果にならないように、対策すべき5つのことを紹介していきます。
- 次の転職にも役立つスキルを身に付けてリスクヘッジ
- 企業文化を入社前にリサーチ
- 必要な英語力を確認しておく
- 昇格の為のアピールを欠かさない
- 報酬の仕組みをしっかり理解する
次の転職にも役立つスキルを身に付けてリスクヘッジ
外資系への転職で失敗や後悔をしないためには、リスクヘッジを考えて次の転職に向けてのスキルを身につけておくことがベストです。
外資系企業に勤務していると突然のリストラということも考えられるので、常にそのことを念頭においておき心の準備をしておきましょう。
企業文化を入社前にリサーチ
外資系への転職を失敗、後悔しないためには、事前に企業本国の文化を勉強しておくようにしましょう。
本国の文化を理解することで、コミュニケーションも円滑にできて、外国人スタッフと心を開いて仕事をすることができます。
必要な英語力を確認しておく
外資系への転職を失敗、後悔しないためには、ある程度の英語力を身につけておく必要があります。
営業職の場合はTOEIC900点以上の資格を要求されることが多々ありますが、事務職など基本的に日本支社の社員としか会話しない部署に入りたいという場合は、外国人社員とスムーズな会話ができるように日常会話の英語を話せるようにしておくことをおすすめします。
昇格の為のアピールを欠かさない
海外では日本の社会と異なり、自分の意見や提案を積極的に発言するのが普通です。
外資系への転職を失敗、後悔しないためには、入社後に昇格したいという情熱をアピールすることで、昇格へのチャンスが広がります。
報酬の仕組みをしっかり理解する
外資系への転職を失敗、後悔したいためには、報酬スタイルを把握しておく必要があります。
日系企業のように永久雇用はなく、報酬も年俸とインセンティブの2つで構成されており、成果がない場合は年俸のみの支払いとなります。
外資系の転職で失敗・後悔しないためにはエージェントの利用も有効
外資系への転職が初めてという人は特に、外資系に強い転職エージェントを利用して転職活動をすることをお勧めします。
外資系に強い転職エージェントは、主にキャリアカバーやビズリーチなどが挙げられますが、詳しくは以下のリンクを参照してください。
外資系転職に多い失敗・後悔を知り対策しよう
外資系への転職に失敗や後悔をしている人は、報酬の仕組みや文化などの事前リサーチをしていないことが原因で転職を失敗してしまっているようです。
外資系への転職のコツや失敗談を参考にして、転職エージェントを通して外資系への転職を成功させましょう。