キーエンスの転職の難しさはどれくらい?

思秋期とも呼ばれ、人生を振り返り転職を考える人も多い40代。しかし20代や30代に比べると、やはり転職のハードルは高めです。

この記事では、40代での転職に失敗してしまう人の共通点や、失敗を避けるための3つのコツなどを詳しく解説します。

40歳で転職に失敗する人はどんな人?失敗する人の共通点や失敗例を紹介!

40歳で転職に失敗する人はどんな人?失敗する人の共通点や失敗例を紹介!

40代は、人生の折り返し地点であることを意識したり、今の会社で働き続けることへの不安が起こりやすい時期で、転職を考える人も多い年代です。

部下を持ち、それなりに実績を積み重ねてきた自信もあるでしょう。

しかしそういったキャリアを持ってしても、20代や30代に比べると転職の壁は厚く、「40代の転職失敗率は86%」というデータも。

40歳で転職活動をして失敗してしまった人の共通点や失敗例を学び、ご自身の転職に活かしましょう。

40歳で転職に失敗する人の4つの共通点

40歳で転職に失敗する人の4つの共通点

40歳代で転職に失敗する人には、次のような特徴があります。

  1. 企業のニーズと自分のスキルが合っていない人
  2. 収入UPや高い役職だけを求めて転職する人
  3. 面接で前職の批判をする人
  4. 志望動機が明確でない人

以下で詳しく見ていきましょう。

①企業のニーズと自分のスキルが合っていない人

①企業のニーズと自分のスキルが合っていない人

若手の転職だと、たとえスキルや経験が企業のニーズに達していなくても、ポテンシャルを見込んで採用されることも多々あります。

しかし40代の転職だと、ポテンシャル採用はゼロと言っていいでしょう。

採用されるのは企業が求めるスキルや実績をすでに持ち合わせている人だけで、「未達のスキルはこれから学んでいきたい」という姿勢は認められません。

とにかく即戦力であることが重要視されるのです。

②収入UPや高い役職だけを求めて転職する人

収入UPや高い役職だけを求めて転職する人

収入アップや役職を求めて転職する人は実際に多くいます。

しかし、収入アップや役職だけが転職の動機になってしまうと、採用担当者の印象に残る選考はできません。

なぜなら、収入や役職は仕事の結果として与えられるものであり、企業が求めるものではないからです。

企業が求めるのは自社への貢献ですので、自らが応募企業での仕事で成し遂げたい目的や、提供できる価値をアピールするのが良いでしょう。

③面接で前職の批判をする人

③面接で前職の批判をする人

前職の上司や経営方針などへの批判は、40代の転職面接でよく見られる光景。

キャリアを重ねてきて周りが見えているという自負もあるのでしょうが、前職批判は得になることが一つもないので、やめた方が無難です。

納得いかない上司のやり方も、経営側の視点から見ればそちらの方が正しいのかもしれませんし、実際に間違っていたとしても、応募者が上司に提言するなど改善のために行動したかが問われます。

また、前職批判は「うちに来ても同じように不満を部外者に言うのではないか」と懸念材料になり、採用担当者に嫌われるポイントになってしまいます。

④志望動機が明確でない人

④志望動機が明確でない人

明確な志望動機がないのも、転職活動の失敗の原因です。

40代の転職活動は予想以上に厳しい道。

何となく現状が不安で転職活動を始めてもなかなかうまくいかず、精神的にもダメージを負いやすいものです。

現職を辞めてまで果たしたい目的が明確になるまで、情報収集をするなど水面下の動きに留めておくのがベターです。

40歳代で転職した人の4つの失敗談

40歳代で転職した人の4つの失敗談

ここでは、40代の転職活動での失敗談をご紹介します。

  1. 期待していた年収UPが叶わなかった
  2. 40代半ばで役職なし 周りから浮いた存在になった
  3. 転職後の職場の人間関係に満足できなかった
  4. 仕事量が予想以上に多く精神的/体力的にきつかった

失敗談1. 期待していた年収UPが叶わなかった

失敗談1.期待していた年収UPが叶わなかった

派遣社員から正社員を目指して転職した40代前半女性の失敗談です。

正社員登用の話があり仕事に精を出していたのに、業績悪化により派遣の仕事自体がなくなってしまい、失意のうちに転職活動を開始。

小さな企業で正社員として雇われ働き始めたものの、業績が不安定で賞与は支給されず、仕事量が少なく残業代も出ないため、年収は転職前とほとんど変わりませんでした

失敗談2. 40代半ばで役職なし 周りから浮いた存在になった

失敗談2.40代半ばで役職なし 周りから浮いた存在になった

40代半ばでリストラにあい、エージェントを頼り転職活動を開始した男性。

条件もかなり絞り、年収や役職にもこだわらなかったにも関わらず書類選考に落ち続け、10か月後にやっと採用が決まりました。

しかし入社後、45歳で平社員での入社であることを陰で笑われ、浮いた存在に……

じっと我慢を続け、仕事にも慣れてきたころ、やっと周りの社員とも普通にコミュニケーションが取れるようになってきたということです。

失敗談3. 転職後の職場の人間関係に満足できなかった

失敗談3.転職後の職場の人間関係に満足できなかった

うつ病で入退院を繰り返したことが原因で会社から退職勧告を受け、自己都合退職となってしまった40代後半の男性。

ハローワークで何とか見つけた企業へ転職。

年収は半分になってしまった上に、職場は世代間に壁があり、風通しのよくない人間関係がつらく、再度転職を考えているとのことです。

失敗談4. 仕事量が予想以上に多く精神的/体力的にきつかった

失敗談4.仕事量が予想以上に多く精神的/体力的にきつかった

前職の業績が思わしくなく、不安を抱いて転職活動を始めた40代前半の男性。

数か月活動してもなかなか良い企業に巡り合えずにいたところ、地元の人材紹介会社から好条件の求人の連絡があり、喫茶店で面接の上その場で採用されました。

しかし実際に働き始めてみると、条件にあった役職は肩書だけで何の権限も与えられず、夜間や休日の対応もある忙しい職場

振り返れば、職場見学ができなかったことや、具体的な仕事内容を教えてもらえなかった時点で断るべきだった、と後悔しているそうです。

40歳で転職に成功する人の4つの特徴

40歳で転職に成功する人の4つの特徴

40代での転職の失敗例を見てきましたが、逆に成功する人はどのような特徴があるのでしょうか。

86%の人が失敗するという40代の転職に勝ち抜いた、残り14%の人々の共通点をご紹介します。

  1. 柔軟性や適応能力が高い人
  2. コミュニケーション能力が高く交友範囲が広い人
  3. 明確な転職動機がある人
  4. 適切な準備期間を設けて転職をする人

①柔軟性や適応能力が高い人

①柔軟性や適応能力が高い人

1つ目の特徴は、柔軟性や適応能力の高さ

近年の人事業界では、心の折れなさ、精神的な強さを表す「レジリエンス」という用語が注目されています。

自分のやり方にこだわる完璧主義者よりも、状況に合わせて妥協点を受け入れ、かつポジティブに前進できるしなやかな人材が求められているのです。

長期戦になりやすい40代での転職活動自体を乗り切るためにも、必要な能力と言えるでしょう。

②コミュニケーション能力が高く交友範囲が広い人

②コミュニケーション能力が高く交友範囲が広い人

コミュニケーション力は仕事の様々な場面で必要になりますが、交友関係の広さが仕事にどんな影響を及ぼすのか疑問という方もいるかもしれません。

おおよそ3つ以上のコミュニティに属していると、交友関係が広いと判断されることが多いようです。

そして複数のコミュニティに所属していることは、世の中に多様な価値観があることを理解し、それぞれで楽しめる素地を持っていると判断されます。

高いコミュニケーション能力と、物事を多面的に捉えられる柔軟性が、仕事でも良い結果を生んでくれるだろうと見込まれるポイントになるのです。

③明確な転職動機がある人

③明確な転職動機がある人

転職に成功した=自分が納得できる転職先を見つけた人には、明確な転職動機があります。

人生の折り返しを意識する40代は、「自分の価値はこんなものだろうか」「このままこの会社で定年まで働くのだろうか」など、漠然とした不安に襲われやすい時期です。

そうした思秋期独特の不安にとらわれ、なんとなく転職活動を始めても、40代ではほぼ成功しません。

例えば「年収を~万円にする」「次の転職・起業に備えて~~のスキルを身につけられる職場」など、達成基準が明確な動機があれば、途中で妥協して本来の目的が果たせなかった、ということにはならないでしょう。

④適切な準備期間を設けて転職をする人

④適切な準備期間を設けて転職をする人

転職活動の期間を見てみると、20代の転職者では3か月以内が90%以上なのに対し、40代の転職者では3か月以内は58%に留まり、平均で3~6か月の期間を要しています。

その中でも40代で転職に成功した方は、ヘッドハンティングなどの特殊な例を除き、実に1年ほどの期間をかけて準備をしています。

準備に時間がかかるのは、応募できる求人数が少ないにも関わらず書類通過率が低く、20代や30代に比べ多くの企業に応募しなければならないことや、その分、情報収集や自己分析の時間も多く必要になるためです。

40代で転職を考えるなら、現職を辞めずに、40代も対応できる転職エージェントに相談するのが最も安心な道でしょう。

家庭をお持ちの方なら、家族の人生を左右する可能性も大いにありますので、より周到に準備したいですね。

40歳で転職に成功する3つのコツ

40歳で転職に成功する3つのコツ

40代での転職活動は、20代や30代に比べると厳しいものになりがちです。

焦って条件を下げてしまい、納得いかない結果になってしまったりしないように、3つのコツを押さえましょう。

  1. 仕事を継続したまま転職活動を行う
  2. プロのアドバイスを受けてキャリアプランを明確にする
  3. 年収や役職へのこだわりは程々にする

以下で詳しく解説します。

コツ1: 仕事を継続したまま転職活動を行う

コツ1:仕事を継続しコツ1:仕事を継続したまま転職活動を行うたまま転職活動を行う

最も重要なコツは、現在の仕事をしながら転職活動をすることです。

40代の転職活動の平均活動期間は3~6か月で、実際にはもっと長期間かかる人もいます。

収入が絶たれる退職後の転職活動だと、長期化すればするほど焦りが出てしまいます。

すると面接で実力が発揮できなかったり、安易に条件を下げがちになり、活動期間が余計に長期化したり、内定が出ても悔いの残る結果になってしまいがち。

すでに退職してしまっている方は、闇雲な活動を避けるため、なるべく早くエージェントに相談しましょう。

コツ2: プロのアドバイスを受けてキャリアプランを明確にする

コツ2:プロのアドバイスを受けてキャリアプランを明確にする

2つ目のコツは、40代を対象としている転職エージェントや地元のハローワークなどに相談し、プロのアドバイスを受けることです。

若手に比べて選考突破率が低く、長期化しやすい40代の転職活動は、一人で抱え込んでしまうと精神的なダメージが大きくなります。

自己分析から書類や面接の強化、おすすめの企業紹介や気になる企業の調査まで請け負ってくれる転職エージェントには、必ず登録するのがおすすめです。

相談できる転職のプロがいることで、安心感も得られますよ。

コツ3: 年収や役職へのこだわりは程々にする

コツ3:年収や役職へのこだわりは程々にする

3つ目のコツは、年収や役職へのこだわりを程々にすること。

収入アップは転職の目的の一つではありますが、企業が重視するのは、「どんな価値をもたらしてくれるのか」です。

年収や肩書は、仕事で貢献した見返りでしかありません。

自分のスキルで会社に貢献できる価値は何なのか、今一度確認しましょう。

40歳代の転職は失敗することも コツを参考にして成功させよう

40歳代の転職は失敗することも コツを参考にして成功させよう

40代の転職は、失敗する可能性もある厳しいものです。

しかし転職の目的と自分のスキル、そして企業のニーズが合えば、納得いく転職になるでしょう。

転職後に後悔することにならないよう、ご紹介したコツを参考に準備を周到に行い、40代の転職を成功させましょう!

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