転職エージェントを使うと書類選考の通過率は何%上がる?通過率の上げ方と期間が遅い理由も調査!

選考の第一段階である書類選考。履歴書や職務経歴書を作成するのは大変な作業なのに、なかなか書類選考を突破できなくて焦っていませんか?

この記事では、転職エージェントの利用で書類の通過率がどれくらい上がるのかや、書類の書き方のポイント、結果通知が遅い理由などを解説します。

転職エージェントを使うと書類選考に通りやすくなる?

転職エージェントを使うと書類選考に通りやすくなる?

採用選考の最初のステップである書類選考では、履歴書と職務経歴書を提出するのが一般的です。

企業ごとに志望理由や自己PRを用意しなければならず、時間も手間もかかるのに、思うように書類選考を突破できない、と悩む転職者は多くいます。

この記事では、直接応募した場合に比べ、転職エージェント経由だと書類選考の通過率がどれくらい上がるのかや、通過率が上がる書類作成のポイントなどを解説します。

転職エージェントを使うと書類選考の通過率は何%上がるか

 

転職活動中の応募者が、企業の採用ページや転職サイトから直接応募した場合と、転職エージェントを使った場合では、書類選考の通過率はどのくらい違うのでしょうか?

それぞれの場合の平均通過率をご紹介します。

  • 書類選考の通過率
  • 転職エージェントを使うと書類通過率は20%上がる

書類選考の通過率

書類選考の通過率

まずは、転職活動における書類選考の平均的な通過率を見てみましょう。

意外と低い数値に驚かれるかもしれません。

-通常の書類選考時

通常の書類選考時

通常、書類選考の通過率は平均30%程度です。

ちなみに、書類選考通過後の1次面接から最終面接に進める割合は30~40%、最終面接から内定が出る割合は30~50%と言われています。

これを総合すると、応募者の中で内定を獲得するのはたった6%にとどまります(30%×40%×50%=6%)。

つまり、1件の内定を獲得するには、17社もの企業への応募が必要になるという計算になるのです。

-転職エージェントを使った時

転職エージェントを使った時

では、転職エージェントを利用した時の書類選考通過率はどうなのでしょうか。

応募者のスキルや利用するエージェントにもよりますが、書類選考通過率は平均して50%前後になるようです。

直接応募の場合と比べ、通過率は20%程度上がることになります。

転職エージェントを使うと書類通過率は20%上がる

直接応募の場合と比べ、転職エージェントを利用した場合、書類通過率は20%ほど高くなります

その理由として、エージェントから紹介される求人が、転職者の持つスキルに見合った求人であることや、書類の書き方のアドバイスをもらえること、エージェントと企業の間に独自のパイプがあることなどが挙げられます。

書類選考に通過しなければ、企業の担当者と直接話す場も与えられませんから、エージェントを利用した方が可能性を広げることができますね。

書類選考の通過率の上げ方

書類選考の通過率の上げ方

本当は企業にマッチする経歴やスキルを持っているのに、応募書類でうまく表現できていないために選考に通らなかったとしたら、とてももったいないことですよね。

ここからは、少しでも書類選考の通過率を上げるための4つのポイントを解説します。

なかなか書類が通らなくて困っている方は、以下のポイントを押さえられているか、ぜひチェックしてみてください。

  1. 経験/経歴は分かりやすい言葉で記載する
  2. 企業研究を行い企業に適した自己PRを作成する
  3. 具体的な数字を入れて能力をアピールする
  4. 転職エージェントの書類添削サービスを利用する

1. 経験/経歴は分かりやすい言葉で記載する

1. 経験/経歴は分かりやすい言葉で記載する

どんなに素晴らしい経歴やスキルがあっても、それにどんな価値があるのか読む人に伝わらなければ意味がありません。

履歴書や職務経歴書は、誰が読んでも分かる言葉で記載するのが基本です。

業界用語などは、伝わらない言葉の代表例。

長く仕事をしていると、現職の業界や企業での文化が当たり前になってしまいますが、応募先の企業に伝わる内容かどうか、客観的に確認しましょう

2. 企業研究を行い企業に適した自己PRを作成する

2. 企業研究を行い企業に適した自己PRを作成する

選考書類に必要なのは、採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせることです。

そのためには、「うちのことを理解してくれている」と思わせる内容があったり、志望動機や職務経歴の説明も、業界や企業に合わせた表現だと効果的です。

自分の経歴やスキルを押し付けるのではなく、企業が求めている能力に合わせて強みを伝える必要があるのです。

しかし、同時期に何社も応募する転職活動では、独自で業界研究や企業研究をするのはなかなか手間も時間もかかります。

求人情報や企業のサイトで自ら調べるのはもちろんですが、エージェントもうまく活用して情報を収集し、「応募先の企業にとって魅力的な書類」を作るよう心がけましょう。

3. 具体的な数字を入れて能力をアピールする

3. 具体的な数字を入れて能力をアピールする

社会人には常識かもしれませんが、自分のスキルをアピールするには具体的な数字での表現が欠かせません。

数字で表すのが客観的に最もわかりやすく、説得力も増すからです。

さらに差をつけるなら、「比較」を意識することがポイント。

例えば営業実績をアピールするときには、目標達成率、昨対比、社内~人中の順位など、比較対象がありその価値がわかる数字と、そのために自分がどんな行動をしたかをセットで書くようにすると、説得力のある書類になるでしょう。

4. 転職エージェントの書類添削サービスを利用する

4. 転職エージェントの書類添削サービスを利用する

転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書の添削サービスを受けることができます。

形式など基本的な書き方の指導はもちろん、紹介した求人があなたに合うと判断した理由や、持っている強みの何がそのポジションに活かせそうか、といった書類に記載する内容の参考になることも聞かせてもらえるでしょう。

業界・企業に関する詳しい情報や、その業界ではどんな表現方法が好印象かといったアドバイスももらえるので、エージェントには遠慮せずたくさん相談するのが得策です。

書類選考の結果が遅い理由

求人に応募して何日もたつのに連絡がないと、やきもきしてしまいますね。

ある転職エージェントのアンケート調査では、書類選考にかかる日数は、約9割の企業で1週間以内という結果になりました。

もし、書類選考の締め切り後しばらくたっても連絡がない場合、まずはエージェントの担当者に確認してみましょう。

書類選考の結果連絡が遅い場合に考えられる理由をご紹介します。

  1. 採用担当者が忙しく審査が進んでいないため
  2. 応募者が多く選考に時間がかかっているため
  3. 選考結果が不採用だったため

1. 採用担当者が忙しく審査が進んでいないため

1. 採用担当者が忙しく審査が進んでいないため

書類選考の連絡が遅い理由の1つとして、採用担当者が出張や外出が続いているなどの事情で、審査が進んでいない場合があります。

特に中小企業などで、担当者が採用以外の業務も担当している場合、このようなことが起きやすいでしょう。

また、年末年始やお盆、ゴールデンウィークなどの連休前後も、業務が立て込んで選考が進まないこともあるようです。

2. 応募者が多く選考に時間がかかっているため

2. 応募者が多く選考に時間がかかっているため

書類選考の連絡が遅い理由の2つ目は、応募者が多く選考に時間がかかってしまう場合です。

人気の求人だと多くの転職者から想定以上の応募が殺到し、選考に時間がかかってしまうこともあります。

特に有名企業や、他に比べ条件の良い求人だと、採用予定1名の求人に100名以上の応募が集まるということも。

特に魅力的な求人だった場合は、気長に待つ必要もありそうですね。

3. 選考結果が不採用だったため

3. 選考結果が不採用だったため

なかなか結果連絡が来ない最後の理由として、そもそも不採用者には連絡しないことになっていることもあります。

特に書類選考は選考の最初の段階であり、応募者がまだ絞られていないために、連絡は合格者のみということもよくあります。

求人情報の「応募方法」や「入社までの流れ」などを、今一度確認してみましょう。

転職エージェントを使っても書類選考が通らない時の対処法

転職エージェントを使っても書類選考が通らない時の対処法

転職エージェントを利用しているし、書類作成のポイントも押さえているはずなのに、やっぱり書類選考に通らない!という場合はどうすればよいのでしょうか。

そのような場合は、残念ながら応募する求人にマッチするスキルや経歴が伴っていないのが一番の原因と考えられます。

また、大手エージェントから紹介された人気の高い求人の場合、エージェント社内で他の応募者との競争が起きてふるいにかけられ、企業への紹介まで到達できていない場合もあります。

転職エージェントを使っても書類選考が通らない時の対処法

これからの伸びしろを見てもらえる新卒採用とは違い、転職では、今すでに持っている実績や経歴が勝敗を分けます。

過小評価する必要はありませんが、自分の市場価値を冷静に見極めて応募先を選ぶ必要はあるでしょう。

ここからは、どうしても書類選考に通らない時に検討すべき、3つの対処法をご紹介します。

  1. 応募する条件を下げる
  2. 応募する業界や職種を見直す
  3. 現職で実績を上げる

ひとつずつ、詳しく解説しましょう。

1. 応募する条件を下げる

1. 応募する条件を下げる

応募条件を下げるのはとても勇気のいることですが、今の経歴では、希望している条件の企業に会うことすらできない、という現実をまずは受け止めましょう。

ただし、安易に応募条件を下げて、現職と同じ条件になったり、より悪化してしまっては転職の意味がありません。

もう一度、転職したいと思った最大の理由や、転職で叶えたい希望を見直してみてください。

冷静に優先順位をつけて、譲れない条件をきちんと叶えられる求人を探してみましょう。

2. 応募する業界や職種を見直す

2. 応募する業界や職種を見直す

転職市場で求められるものは、何をおいても即戦力です。

応募している求人は、本当に今のあなたのスキルを活かせるポジションでしょうか?

もしかしたら、思いもよらなかった業界や職種で、スキルや経歴が活かせるかもしれません。

転職者の実績がどんなポジションで活かせるのか提案するのは、エージェントの腕の見せ所です。

自分の強みや、どんな求人が合っているのかがいまいちわからないという時は、担当者に積極的に相談してみましょう。

3. 現職で実績を上げる

3. 現職で実績を上げる

条件を下げずに転職したいならば、現職、もしくは現在転職できる企業で実績を上げるという方法もあります。

書類で目を引くのは他人からの評価なので、数字でわかる実績や受賞歴があれば、書類選考通過率はより高まります。

すぐに結果が出る方法ではありませんが、結果的に自分の市場価値を上げることにもつながります。

1年間など期間を決めて、現職に力を入れて取り組んだり、「次の転職のためにこのスキルを身につける」などぶれない目標を決めた上で、今転職できる企業に転職しておく、というのも一つの道でしょう。

転職エージェントを活用すれば書類選考の通過率は上がる

転職エージェントを活用すれば書類選考の通過率は上がる

採用の第一関門である書類選考は、転職エージェントを活用することで通過率をぐっと上げることができます

応募企業の選定から自分の強みの整理、応募先に合った書類の作成方法まで、多岐にわたる転職エージェントのサービス。

書類選考通過後も、面接の強化や、企業側との条件交渉など、個人では難しいことも担ってくれるため、登録して損はありません。

転職のプロであるエージェントをうまく活用して、転職活動を成功させましょう!

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